dramatic diary

ドラマ、映画、小説のいいところ

主人公の周りは敵だらけ 「営業部長 吉良奈津子」 第1話

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営業部長 吉良奈津子 | オフィシャルページ - フジテレビ より

 

 広告代理店のエースCMクリエイター、奈津子(松嶋菜々子さん)が、結婚して出産し、産休を3年間とって仕事に復帰する。すると、部署は制作ではなく、営業のお荷物部署だわ、後輩のほうが出世しているわで、なかなかうまくいかないが、バイタリティーで突破していく、という話のようです。

最初、設定だけ聞いたら、えらく地味だな、脚本が井上由美子さんだから通ったのかな、と思ったんですが、なかなか面白かったですね。

きっちりしっかり主人公いじめ

面白かったのは、主人公を甘やかしていなかったからでしょう。

 

奈津子自身は「自分はやれる」と思っているのに、「3年もブランクあったら使い物にならんだろ」とはっきり言われ、仕事はその通りにうまくいかない。部下の目も冷ややかで、仕事を頑張れば頑張るほど、帰りが遅くなって唯一の味方である家族ともぎくしゃくしてしまう。

クライアントには「あんたには一生仕事は出さん」とまで言われるなどなど、なかなかヘビーな状況です。

私も、産休ではないものの、少しブランクがあって、ブランク前と今のギャップに苦労しているので、しっかり共感しながら見ていました。

もう第2話以降で出てくる敵も確定していますし、絶対甘やかさない!という強い意志を感じます。

ストーリーのエンジンはなに?

しっかりいじめられた主人公の逆襲はこれからになりそうですが、それが何なのか、気になります。

仕事の成功なのか、仕事と家事の両立なのか。仕事の成功とは売上げを伸ばすことなのか、出世なのか、営業からクリエイティブ部門に戻ることなのか、いろいろあるので、どれで来るのでしょうか。

奈津子の部署はお荷物で、数カ月後に取りつぶしになる予定、という時限爆弾は埋め込まれました。その間に売上げ○億円上げないとクビ、とかいう設定になりそうな雰囲気がします。

全10回ほどを、その時限爆弾だけでひっぱるのは無理があるので、そこをどうするのかにも興味があります。

第1話を見る限りでは、最初は冷ややかだった周囲も、奈津子のバイタリティと子育てで成長した人間力を見て、協力者に変わっていくという流れで、それで10話通すのでしょうか。

刑事モノだと、1話に1事件という1話完結型で、特に大きな目的というか、行き先がない場合も多いですが、お仕事モノなので、何かほしいところです。あまり思いつきませんが……。

デフォルメで派手になる

面白かったですが、設定は地味でストレートではありますね。個人的な好みで言うと、どこかをデフォルメして設定を派手にしてもいいのでは、と思いました。

営業部長ではなく、子会社の社長とか。まだ地味か。

テーマに関わるところで、話が盛り上がるデフォルメをしたいところですが、口惜しいことに私はこのドラマのテーマとかツボがつかめてないですね。

 

今後しっかり見てつかんでみます。

演出がしっかりしていて、自然に見られるので、見続けそうです。